ハチドリのひとしずく

(南アメリカの先住民に伝わるハチドリの物語)

あるとき森が燃えていました
森の生きものたちは、我先にと逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは
いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は私にできることをしているの」

ハチドリのひとしずくのあり方

『今、私にできること』を無理なく行い、強制的ではなく
自発的に自分たちの毎日を楽しくするために活動し
たくさんのハチドリ同士を結びつけることを目的とする。
金銭的な目的での活動や限られた人にだけ負担を与える活動
もしくは自分たちだけが注目を浴びる為の活動は、絶対に行わない。